RENO AIR RACE 2007体験記
RENO 7日目(その1)
このリノレポートもいよいよ残すところあと二日分です。

アメリカ人の底力を見せ付けられた次の日、午前中のパイロンに行くために朝6時に出発です。それでなくとも土日は観客が多くて道も混むので朝早めに行くのが正解。
朝のステッド、自分はあえてパイロンには行かずにピットを観て歩くことにしました。図面職人の山下氏とある所を訪れるのも目的です。
まずはアンリミピットの一番手前にあるP38の前で記念撮影(^^
このP38は結構人気で、いつも人がいた印象がありますがさすがに朝早いので撮るのに苦労はしませんでした。ただ光線がモロ逆光だったのが残念です。
それから続けてセプテンバーフューリーのピットへと向かいます。実はセプテンバーフューリー・チームには恩人がいたので是非本を彼に渡したかったと言うのが山下さんに同行していただいた理由のひとつ。
その彼とはチームのスタッフにしてジャーナリストとしてエアレースや飛行機の記事を書いているスコッティ・ジャーマン氏でした。我々はスコッ
ティ・Gと呼んでいます。実はショックウェイブの企画を進める際に、山下氏からご提供いただいたスコッティの記事が非常に参考になったのです。主翼と胴体
の製作中の写真、そして記事の内容が情報の乏しい中どれだけイマジネイションを広げる力となったのか分かりません。
そのお礼を言うために昨日もピットで彼を探したのですが、見つからず今日改めて来たというわけです。
山下氏に声をかけていただいてスコッティがいないかどうか聞いてみると…いました!神出鬼没のスコッティは朗らかな雰囲気のひげ男、ちょうどチームのミーティングがあるのでここにいたようです。
早速本をお見せするとやっぱり大うけ(^^そして一枚の写真に目を留めると爆笑して近くにいたクルーを呼んでいます。やってきたのはもじゃもじゃひげの細身の人物でした。
実はこのもじゃヒゲさんことデイブさんはセプテンバーフューリーの整備チーフ、カーチェンフォート氏と共にダゴ・レッドの黄金時代を築いたクルー
の一人だったのでした。竹光氏が合成に使った素材がダゴ・レッドのタキシングシーンだったので、ちょうどその横に彼が写っていたのにスコッティが気付いた
のでした。しかもその写真で竹光氏がしっかりシャツのロゴを「SHOCKWAVE]に書き換えていたものですからさらに大笑い。

「おい、おまえいつ“ショックウェイブ”チームに移籍したんだ?」
「いやあ、俺も知らなかったよ」
いやあ、思わぬところでウケてしまいました(^^;
本のお礼にTシャツまでいただいてしまって、しかも山下氏に便乗してセプテンバーフューリーの主翼の上を見れることに…!ていうか、機体のそばで
はチームクルーが朝の朝礼をしていてちょっと気まずかったですが。それでもしっかり主翼上面の形状をじっくり観察できたのはラッキーでした。

スコッティ曰く、決勝に向けて調子は万全で、レースの平均速度は470マイルぐらいで決まるだろうとの事。彼に言わせると、490でもいけるし、500だって夢じゃないけどエンジンのリスクが大きいのでそこまでは行かないと余裕のコメントです。


セプテンバーフューリーのピットを離れ、次はストレガのピットへ。実は去年渡しそこねたビル”タイガー”ディスティファニー氏へ何とか本を渡そうと思っていたのです。ところがタイガーは不在、他にも二件ほどピットを回ったのですが空振りが続いてしまいました。
とりあえず山下さんたちと再度の合流を約して別れ、竹光氏と一緒に会場端っこのジェットクラスのピットへと向かいます。実はここはちょうどランプ
からタキシングする機体のUターンポイントに近く、ここなら午前中のアンリミブロンズクラスのタキシングがじっくり撮れるだろうと踏んでの移動でした。

途中土産物屋で、先日いいなと思いつつ買い控えた「ミス・アシュレイU」のパーカーを買おうと立ち寄るも売り切れorz みやげ物は一期一会の鉄則を思い知らされる形となります。
結局撮ろうと思っていたタキシングも時間がずれて撮れず二重にショック(T T)
待ち合わせ時間にストレガのピットに戻ってると、なにやらエンジンを開けて深刻な様子。横の看板には

「Burned a piston
We'll be back in 2008!
Thanks for all support」
の文字が…。どうやら昨日のレース中からおかしかったようです。うーん、残念。

山下氏を待っている間、なぜかこのピット前で立て続けに知人と遭遇。

一回目はあのビル・ロジャース氏(^^この人はいつも楽しそうです。それから次には地元のマニアであるマット。いつの間にかいろんなチームで手伝
いなどしながら潜入している筋金入りのマニアなのです。先日話しかけられ、例の本を売ってくれと言うので宣伝することを条件にタダであげました。図々しい
けど憎めない男です。

そして最後は御大グリネマイヤー氏。しかしどうも元気がありません。聞いてみるとあのランスエアは結局修理が間に合わなかった模様、意気消沈して去っていきました。とはいえあの御大のこと、来年は更なる魔改造を施してカムバックすることでしょう。
そんなこんなで山下氏と合流できましたがタイガーには会えずじまいorz
でも、山下氏のご紹介であのスティーブ・ヒントンの息子さんに遭遇。実は彼ストレガのクルーなのです。彼にアンリミ単行本を渡してタイガーにもよろしくと伝え、なんとかピットめぐりは終了です。
結構珍しいF7Fの整備風景。この機体はあんまりエンジンを開けたりしないんですけど…。
メディアルームの入り口付近から。スノーバーズの見事な空中開花です。
さてプレスルームで昼を取ってから午後はいよいよクライマックス、ゴールドのファイナルはパイロンで見ることにしました。去年とは逆にイーストパイロンでの撮影です。(つづく)
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